--’--.--・--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

- - TOP
Categorieスポンサー広告

2010’10.11・Mon

缶ビールのロマンス

半身浴しながら読書しようと思い、適当に本棚に眼を向けたら、
片岡さんの「缶ビールのロマンス」が飛び込んで来た。

ああ、そういうことか、と思いながら、
直感に素直に従い、手に取ると、ぼくは、バスルームに向かった。

 # バスルームとかいうな!風呂と言え!!(笑)


「缶ビールのロマンス」

読んだことがある方がいるかどうか。
片岡義男ファンであれば、読んでいると思うけど、
結構、前の本だからなあ。

書店にいっても、もう売ってないと思う。
ブックオフならあるかな?

ぼくが持ってる片岡さんの本は、背表紙が赤いやつ。
ぼくは、この赤色が大好き。

この本は短編集であり、その中の1話として、
本の名前と同じタイトルの「缶ビールのロマンス」が入ってる。

あらすじをちょっとだけ書くと。
(だから、ネタバレしますよ。)

社内恋愛で交際中の男女。

夏休みを女性の両親が所有する別荘で
一緒に過ごそうと計画する。

女性が先に別荘に行き、男性はツーリングしながら、
後追いで別荘を目指すことにしたのだが、
女性が1週間待たされた揚句、
結局、一緒に過ごすことが出来ない、という話。

この話は、男性が主人公なのだけど、
ツーリングそのものを楽しみ、気に行った土地を通ると、
適当な宿を見つけては、わざと足止めし、
その土地でめいっぱい楽しんでしまうのだ。

なかなか別荘に辿り着かないから、
女性の方はだんだん怒り始めるのだけれど、
男は、別れる気もないので、適当な嘘をついたり、
台風のせいにしながら、彼女をなだめ、
一人の時間を思う存分、楽しむ。

この男は、楽しむときは、常に、缶ビール。
だから、缶ビールのロマンスだ。
(正確には、缶ビールとロマンスって感じかな(笑))

このように、缶ビールを飲みながら、ふらふらとする男は、
ぼくら男の立場でみれば、ああ、そういうのもありだよね、と思えるし、
女性の立場でみたら、とんでもない男だ、と思うかもしれない。

そして、ぼくの半分以上の性質は、
このふらふらな男に、非常に似ているように思う。

ぼくも、例えば、彼女がいたとしても、
やっと手に入れた休暇、二人っきりで1週間過ごすとかよりも、
ひとりでぶらぶらと、好きなことをしていたい、と思う方だ。
まして社内恋愛で毎日顔を突き合わせているとしたら、尚更かな。

実際のところ、ぼくには、家族がいるけれど、
ほとんど、家族と過ごしたことがない。

世間的、というか一般的には、おかしな父親である。
ここいらの地域では、もっとも最悪な父親として
噂されているという(笑)

よく、愛とか平和とか、その手のことを、
家族が基本であるという感じで話をする人がいるけど、
それは、ちょっと賛成出来ない。

家族を基本にしてもいいし、しなくてもいい。
単なる要素のひとつでしかない、と思うから。

そんなわけで、
自分を愛せない人は、他人を愛せない、はありだと思うけど、
家族を愛せない人は、他人を愛せない、は疑問です(笑)

まあ、ぼくのはなしはいいとして。
(ちなみに、家族を嫌ってるわけじゃあないんですよ。)

話を戻します。

この話に登場する女性は、結局、怒ってしまうのだけど、
そこには、母性のようなものが見え隠れして、
やんちゃ坊主を優しくつつむような雰囲気を持っている。

この辺を、文章としてずばり書くことなく、
いい女だよ~、みたいな雰囲気を自然に漂わせるのが、
片岡さんのめっちゃすごいとこだと思う。

もっとも、このあたりは、20代の頃は、読んでもわからなかったので、
ぼくも歳を経て、いろんな経験をした結果、
やっと片岡さんの表現についていけるようになったということか(笑)

ああ、片岡さんの小説を読むと、若返る(笑)
恋をしたり、旅をしたり、したくなる。

ねえ、そこの彼女。
ぼくと恋して旅しない?(笑)


・・・あれ、結局、何書きたかったんだっけ?(笑)
スポンサーサイト

トラックバック(0) コメント(0) TOP
Categorie小説

 |TOPBack
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。